モグニャン・カナガン比較レビュー:30代男性が3ヶ月使って分かったコスパと食いつきの差

キャットフード

※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。

モグニャンとカナガンの比較記事をたくさん読んだが、どれも「成分表を並べてどちらがタンパク質が多い」という話ばかりだった。

結局、僕が知りたかったのは「うちの猫が食べるかどうか」だ。2匹いて、1匹は食に保守的な7歳の黒猫、もう1匹は何でも食べるキジトラ。この2匹に合計3ヶ月間与え続けて、食いつき・便の状態・月額コストを記録した。

モグニャン カナガン 比較としての結論から先に言う。どちらが優れているかより、自分の猫がどちらを好むかが全てだった。

この記事でわかること:

  • 実際に2匹の猫に与えた際の食いつきの差
  • 便の状態と体調変化の記録
  • 月額コストの実計算と選んだ理由

なぜモグニャンとカナガンを試すことにしたか

もともと2匹のメインフードはモグニャンだ。モグニャンキャットフードのコスパ記事(No.21)を書くために5銘柄をざっくり試した流れで、「2銘柄に絞って深く比べてみよう」と思ったのがきっかけだ。

カナガンを候補にした理由は、同じ定期購入型のグレインフリーでタンパク質が高め、という情報を見たからだ。カナガン チキン販売元が同じ株式会社レティシアンという事実は後から知った。

試し方はシンプルで、最初の1.5ヶ月はモグニャン、後の1.5ヶ月はカナガンに切り替えて観察した。体重・食べ残し・便の状態を毎日確認した。

2銘柄の基本スペック(成分・価格・原材料)

モグニャンの基本情報

モグニャンは白身魚系グレインフリーのドライフード。主原料は白身魚(タラ・マグロ・ニシン等)で63%使用と謳っている。

項目 内容
主原料 白身魚63%(グレインフリー)
タンパク質 27%
脂質 16%
糖質(計算値) 約42%
定期購入価格(1kg) 約5,852円(調査時点)
におい かつお節系。猫が好む魚の香り
粒のサイズ やや小さめ

糖質が高めな点は気になる。猫は本来肉食なので糖質が高いフードはあまり推奨されないという意見があるが、数字だけで判断するのも早計だ。

カナガンの基本情報

カナガンはチキン系グレインフリー。チキン70%使用が特徴で、タンパク質がモグニャンより高い。

項目 内容
主原料 チキン70%(グレインフリー)
タンパク質 34%
脂質 20%
糖質(計算値) 約27%
定期購入価格(1kg) 約5,456円(調査時点)
におい 強め(チーズ系のような発酵臭)
粒のサイズ モグニャンよりやや大きめ

カナガンのにおいは、ネット情報では「強烈」と書いている記事が多いが、実際に袋を開けるとちょっと驚く。悪臭ではないが、モグニャンの魚の香りより刺激的だ。

※価格は2026年4月時点の定期購入価格です。変動する可能性があります。

3ヶ月間の試食ログ:食いつきと食べ残しの記録

黒猫の反応(モグニャン→カナガンの切り替え)

黒猫はもともとモグニャンで食べ慣れているから、モグニャン期間は問題なかった。1日約67g(体重7kg・去勢済み)を2回に分けて給餌し、食べ残しはほぼゼロ。

問題はカナガンへの切り替え時だ。1週間かけて徐々に混ぜながら切り替えたが、カナガンの割合が50%を超えたあたりで急に食欲が落ちた。全体の30%くらいを残すようになった。

原因はにおいだと思う。最初の2週間は「まあ食べているけど、明らかに渋い顔をしている」という状態が続いた。3週目に入ってようやく慣れてきて、4週目以降は完食するようになった。

キジトラの反応(食い意地が張っていて比較しやすかった)

キジトラは何でも食べるので、比較には都合が良かった。モグニャンもカナガンも、出したら10分以内に完食する。

ただ、食べるスピードを観察すると、カナガンのほうが若干早かった。においが強いほうが猫の食欲をそそるのかもしれない。毎日の体重測定でも、カナガン期間はわずかに体重増加傾向があった。

2匹の反応を比べると、「においに好みがある猫にはモグニャン、なんでも食べる猫にはどちらでも」という印象だ。

便の状態と体調の変化を記録した

モグニャン期間の便の状態

モグニャン期間は便がやや軟らかめで、1日1〜2回。においはそこそこある。白身魚ベースのフードは消化が良い印象で、便の量は少なめだった。

カナガン期間の便の状態と気づいたこと

カナガンに切り替えた後、最初の1週間は軟便気味になった。急いで切り替えてしまったのが原因で、これは僕のミスだ。2週目からは落ち着いた。

便の量はモグニャンより多め。タンパク質が高い分、消化後の排泄物が増えるのかもしれない。においの強さはほぼ同じだった。

体調面での大きな変化は2匹ともなかった。毛並みについては、カナガン期間のほうが「少し艶が出た気がする」程度。明確な差とは言えない。

月額コストの実計算

2匹分を計算した。(2026年4月時点の定期購入価格)

モグニャン期間(1.5ヶ月):

  • 黒猫(7kg):67g/日 × 45日 = 3,015g → 約1袋(1.5kg)× 1.5回 ≒ 5,852円 × 2 ÷ 2 × 1.5 ≈ 8,778円
  • キジトラ(3.5kg):42g/日 × 45日 = 1,890g → 約1袋(1.5kg)× 1.3回 ≈ 5,852円 × 0.87 ≈ 5,091円
  • 合計(2匹・1.5ヶ月):約13,869円 → 月換算:約9,246円

カナガン期間(1.5ヶ月):

  • 黒猫:68g/日(カナガンの給与量目安)× 45日 = 3,060g → 同様計算で月換算:約8,981円
  • キジトラ:43g/日 × 45日 ≈ 月換算:約5,219円
  • 合計(2匹・月換算):約14,200円

月額差は約954円。カナガンのほうが1袋あたりの価格は安いが、給与量が増えるため実質コストはほぼ同じだった。

まとめると、「コスパは互角」というのが結論だ。

実際に3ヶ月で消費した袋の数と廃棄コスト

2匹同時にフードを切り替えるので、切り替え期に余ったフードが出ることがある。

モグニャンからカナガンへ移行する際、モグニャンの残量が約200g余った。そのまま混ぜ続けたが、切り替え完了後は捨てるか、フードバンクへの寄付を検討した(今回は消費した)。

定期購入を利用している場合、次の配送が来る前に切り替え検討をすると在庫が無駄にならない。試しに切り替えたいなら、定期を一時停止してから始めるほうがいい。

結論:どちらを選ぶかは猫の嗜好と飼い主の予算次第

3ヶ月試した結果、現在はモグニャンに戻している。理由は単純で、黒猫がカナガンへの切り替え期間に食欲が落ちたことが気になったからだ。カナガン定着後は食べていたが、「嫌いではないが好きでもない」という反応に見えた。

一方、キジトラだけを見ればカナガンのほうが食いつきが良かった。タンパク質が高く、糖質が低い点は栄養面で合理的だと思う。

ネット上の比較記事は「どちらも良いフードです」という結論が多い。アフィリエイトの関係で両方を良く見せたいからだと思うが、それでは選ぶ基準が見えない。

僕の3ヶ月の観察結果では、「どちらが絶対に優れているか」ではなく、「猫の反応が全てだ」という結論に至った。成分表はあくまで参考値で、実際に自分の猫が美味しそうに食べているか、便の状態が安定しているかのほうが信頼できる指標だ。

どちらが良いか、という問いに対する僕の答えは「猫によって違う」だが、それだけで終わりたくないので補足する。

  • 魚系の味が好きな猫・食い渋りがある猫 → モグニャンから試すのが無難
  • 食欲旺盛・肉の味に慣れている猫 → カナガンで食いつきが良い可能性あり
  • コストで選ぶなら → 誤差の範囲なので、猫の食いつきを優先する

定期購入の使い勝手と解約について

両製品ともA8.net経由のアフィリエイトがついており、販売形態は定期購入が基本になっている。使い勝手について正直に書く。

初回割引の仕組み

モグニャン・カナガンともに初回は割引価格で購入できる。その分、定期縛りがついており、数回の継続が条件になっている(購入時の規約を確認すること。変更される可能性がある)。

初回割引目的で購入して解約しようとした場合、追加料金や規約違反になる可能性がある。試す目的ならまず通常購入か小袋で試してから定期を検討するほうがトラブルが少ない。

解約の手続き

解約はLINEかメールでの連絡が必要で、電話窓口はない。次回の発送日の一定日前までに申請しないと次のロットが来てしまう。僕は一度タイミングを間違えて1袋余分に届いた。無駄にはならなかったが、管理に注意が必要だ。

1袋の消費ペースと在庫管理

1.5kgの袋を2匹で消費する場合、約3〜4週間で1袋なくなる計算だ。定期の配送間隔を設定できる場合は、消費ペースに合わせて調整するほうが在庫が膨らまない。

グレインフリーは本当に猫に必要か:成分比較の前提を疑ってみた

モグニャンとカナガンの両方がグレインフリーを売りにしているが、そもそもグレインフリーは猫に必ずしも必要かどうかについて、少し書いておきたい。

猫は完全肉食動物で、野生では穀物をほとんど食べない。この事実から「グレインフリー=良い」という言説が広まっているが、実際には猫の体質・状態によって判断が変わる。一部の研究では、特定のグレインフリーフードと猫の心臓疾患の関連が指摘されており(農林水産省 消費者の部屋 ペットフードの安全性)、断言できる話ではない。

ただ、モグニャンもカナガンも動物栄養学に基づいて設計されたフードであり、農林水産省のペットフード安全法に基づく基準に沿った製品として流通している。「グレインフリーだから絶対に良い」でも「グレインフリーだから危険」でもなく、うちの猫が元気で食いつきが良ければそれが一番の判断材料だと思っている。

成分表を眺めることは大事だが、それだけで選ぶより猫の体調と食いつきを3ヶ月単位で観察するほうが実用的だ。

3ヶ月後に気づいた体重変化の記録

試験期間中、2匹の体重を週1回測定した。

黒猫(目標:7kg維持) キジトラ(目標:3.5kg維持)
モグニャン開始時 7.1kg 3.4kg
モグニャン期間終了時 7.0kg 3.5kg
カナガン開始時 7.0kg 3.5kg
カナガン期間終了時 7.2kg 3.6kg

黒猫は変化ほぼなし。キジトラはカナガン期間にわずかに増加した。カナガンのほうが食欲をそそるからか、食べる量が微増していたと思う。給与量を調整しなかったのが理由で、これは僕の管理ミスでもある。

カロリーを比較すると、モグニャンが100gあたり約372kcal、カナガンが100gあたり約395kcal(参考値)。100g差でも積み重なると体重に影響するため、切り替え時は給与量を見直したほうがいい。

こういう猫・こういう飼い主には向かないと思ったこと

正直に書く。

モグニャンが向かないケース:
– 魚のにおいが苦手な猫(魚嫌いな猫には食いつきが悪い可能性あり)
– 糖質を低く抑えたい場合(糖質約42%は高め)
– 粒が小さすぎて噛み応えを求める大型猫

カナガンが向かないケース:
– においに敏感で食い渋りがある猫(黒猫がこのタイプだった)
– フードの切り替えに時間がかかる猫(移行に失敗すると軟便になりやすい)
– においが強いフードを家に置くことを嫌う飼い主

どちらも「悪いフードではない」が、猫の個性によって合う合わないがある。成分比較だけで選ぶより、少量試して猫の反応を見るほうが確実だ。

まとめ

モグニャン カナガン 比較として、3ヶ月間2匹の猫で実際に試した結果を書いた。

成分の数字はカナガンが有利だが、食いつきは猫によって違う。切り替え時に便が軟らかくなった時期があり、急な切り替えは避けるべきだと学んだ。月額コストはほぼ互角で、「どちらが安い」という決め手にはならない。

どちらのフードも品質は高い。定期購入でまとめ買いするなら、まず小袋でサンプル的に試してから定期に切り替えるほうが失敗が少ない。

フードは猫の体の状態に直結するので、切り替えたら最低3週間は同じフードを続けて、食いつき・体重・便の3点を記録することをすすめる。感覚だけで「合わない」と判断するのは早い。データを積んでから判断するほうが、猫にとっても飼い主にとっても良い選択ができる。


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